「ついにインターネットサイトでスーパーコピー商品を購入したぞ!」
「だけど、待てども待てども商品が届かない!なんで?!」
「まさか、詐欺に遭ったんじゃ・・・それとも税関に没収?あわわ、どうしよう」
なんてことがあると、もう気が気じゃありません。
ですがこの問題、中国からコピー商品を輸入している以上頻繁に発生します。
管理人もしょっちゅうです。
届かない原因について、よくある事例を挙げてみたいと思います。
これらは、利用前に心構えとして知っているだけでいくらかストレスの緩和になるかと思います。
在庫不足による発送の遅れ
多くの場合、注文が確定した時点ではまだ商品発送準備は行われません。
彼らは注文代金の決済が確認されてから発送作業に取り掛かります。
コピー屋さんあるあるなのですが、この段階で在庫切れが発覚するケースがあります。
決済完了から1日、2日程度で連絡があれば良いのですが、
数日経って
「そろそろ発送されるかな?」
と思っていた頃に
「やっぱり在庫がありません」
なんてことはザラにあります。
落胆と怒りが込み上げてきますが、こういったことは頻繁にあります。
諦めて返金してもらうか、別のサイズや商品を再指定して対応してもらうしかありません。
EMS国際郵便の遅れ
スーパーコピー商品の発送手段にはEMSが使われてることがほとんどです。
これは、荷物の紛失などのトラブルが少なく、配送スピードも速く最も安定しているからです。
また、送料も他の国際宅急便と比べて安価です。
ほとんどの店舗の場合、注文商品は中国から発送されます。
本来であれば発送されてから約一週間程度で到着しますが、何らかの理由により大幅に遅れることがあります。
EMSの輸送が遅れる主な原因は2つ
1. 航空便の問題
2. 荷物の紛失
管理人は、これまで「2.荷物の紛失」については一度も経験がありません。
誤って、別のところへ届けられたというケースはありましたが、引き戻しができて最終的に受け取ることができました。
可能性としては低いため、この件については割愛させていただきます。
問題は「1.航空便の問題」です。
2019年12月より発生した新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、世界的に海外への渡航が制限される事態となりました。
中国ー日本間の貨物便は実に7割もの減便となり、増え続ける輸入貨物に物流情勢は一時パンク状態になっていました。
輸送ルートも定まっておらず、何度も経由地を行ったり来たりする事態も起きています。
現在も抜本的な解決には至っていないようで、依然として貨物の滞留が発生している模様です。
管理人も2020年から2021年にかけてたくさんの商品がこの問題に直面し、受取までに多くの時間を要しました。
下記は貨物滞留による遅延が発生した際のEMS追跡ステータスです。
輸送段階で問題が発生しているのが分かります。
中国の交換局から発送されて空港に到着するまで実に20日間の日数が経過しています。
この問題について購入店にも何度も問い合わせを行いましたが、
国際物流そのものの問題のため関与することは不可能とのことです。
中国、日本の郵便事業者にどれだけ催促したところで、どうにもならないというのが現実です。
残念ながら、荷物が空港に到着して日本郵便に引き継がれるまで待つしかありません。
税関検査による輸入差し止め
当ブログ内でも度々挙がってくる最も心配な問題の一つです。
無事に着荷空港にて日本郵便に荷物が引き渡されたら、担当税関職員による検査が行われます。
EMSの場合、追跡により通関ステータスを確認できます。
ステータスは「通関手続き中」です。
問題がなければこの後「国際交換局より発送」となり、日本郵便による国内輸送に切り替わります。
注意していただきたいのは下記のような場合です。
このケースでは、「通関手続き中」のステータスが3つ続けて表示されています。
本来は一度の検査で通関できるはずですが、荷物に問題がある場合は2次審査、3次審査に回されます。
こうなると、荷物がスーパーコピー商品の場合はほぼ100%輸入の差し止めとなります。
面倒ですが、輸入差し止め時の対応を行っていかなくてはなりません。
差止商品を取り戻すには一ヵ月程度の日数が必要です。
税関の差し止めについては別記事で詳しくまとめていますので、そちらをご覧ください。
まとめ
税関の輸入差し止め以外の単純な遅延については、
ほとんどの場合はEMSの物流遅延によるものが原因だと思います。
コピー品に限らず越境ECの利用ではよくある問題です。
新型コロナウイルスの蔓延以前と同じ物流体制に戻ったとしても、情勢によっては今後も起こる可能性はあります。
在庫不足による遅延は、店舗の営業努力次第です。
扱う商品や対応など、自分にとって相性の良いお店を見つけて利用するようにしましょう。